本日の取材は快晴。「いい“サシ”模様を発見!」と、空に向かってシャッターを切る浅田さん。庄三さんも認める牛の目利き?!は、密着取材で鍛えられた腕前。
畑道(はたみち)で、幼馴染の煙草農家さんと一服中。宮崎県は、かつて煙草の生産量で日本一を誇っていた。裏作で行う干し大根は、今でも日本一。
「牛舎にオルゴールのBGMを流すようになってから、牛が優しい顔をするようになった」と話す、和子さん。身体が悪い父親のために、早くから牛養いの世界に入った和子さんと、和子さんの毎日の労働に笑顔を運んできた庄三さん。日髙家の穏やかな牛の暮らしは、優しさの循環で成り立っていた。
※写真集で、本編をお楽しみください。